地方と中央
中央競馬にはない独特の魅力を持つレースが数多く行われている、地方競馬。
地方独特といって真っ先に上がるのがナイター競馬ですが、いつもとは違う顔を見せる夜のレースは、
その独特な雰囲気から熱狂的ともいえるファンが多くいます。
大きな盛り上がりを見せる地方競馬として有名になった南関東競馬も、
このナイター競馬が大きな要因だったといわれています。
もちろん、そこにスターホースがいるということも、はずせないポイントです。
レースの格付けがさほど変わらないS1やJPN1などでも、そこに1頭名の知られた人気馬がいるだけで、
そのレースの盛り上がりは全然違ってきます。
中央と地方の交流戦は、こういった点からも非常に意味があるものだといえそうです。
中には、いわゆるエリート馬である中央馬を地方馬が圧倒するようなレースもあり、
それをきっかけに地元で人気大爆発なんてこともしばしばあるようです。
速く強い馬はとても魅力的ですが、競走馬にとっての魅力はそれだけではありません。
これは、負け続けたことで有名になり人気馬となったハルウララが証明してくれています。
地方で頑張り中央へと挑戦していく馬は、多くの人が応援するでしょうし、
出世馬とならなくとも、地方で地道に頑張り走り続ける健気な姿は、
親近感のようなものを覚え根強い地方競馬ファンの獲得に繋がっているのでしょう。
それこそが、地方の開催を支える力となっているのです。
中央から地方へ!なんて言葉は政治の世界でもよく叫ばれていますが、
競馬の世界でも同様のことが言え、地方が独自の工夫などでその魅力を最大限にアピールできれば、
競馬だけでなくその地方の観光そのものに大きく貢献していくことになるのです。
今後もこういった地方が地元に力を入れて盛り上げていければ、今後は野球やサッカーのように
競馬ファン個人だけでなく、地元の団体ファンが地方馬を応援し支えていく状況ができていくのかもしれません。
とはいっても、この不況のあおりを受けて経営難に苦しむ地方競馬も少なくありません。
今後地方の頑張りを期待するとともに、地方と中央の関係性の発展も考えていかなくてはならないでしょうし、
この件については競馬ファンでなくとも注目していくべきだと思います。
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2011年11月22日 | コメントは受け付けていません。|
カテゴリー:競馬関連

