日本の競馬

日本という国の内情を除いてみると、表向きは政治家がこの日本を動かしているかのように言いますが、
実際のところは役人である官僚たちの手によって動かされているのです。
今の日本という形があるのはこの官僚たちの功績であるともいえるのですが、
その一方で、どうも自分本位な考え方が強いようで、己の利益のためなら何でもしてしまうという一面も持っています。
今の日本は世界不況のあおりをまともに受け、もともと危うかった財政が崖っぷちというところまできていますが、
そんな中世間ではこういった官僚たちがしてきた悪い一面をクローズアップし非難しているようです。
こういった役人にとっても、競馬というのはとってもありがたい存在なのです。
とはいっても娯楽として楽しむわけではありません。
国営である競馬の収益は、国の収入となりますからこれだけでも魅力的な事業であることに違いありませんが、
それよりも、競馬は日本中央競馬会という団体が主催となっていますが、この団体が農林水産省の所轄であるということが、
役人にとって何よりも好都合でおいしいことなのです。
官僚もサラリーマンですから出世をしてなんぼの世界ですから、最終的には事務次官というトップのポストを目指しています。
それぞれの省庁には内閣の大臣という、政治家側の代表的な人がいますが、
その補佐役として、政務次官と事務次官という役職が存在します。
政治家側からの補佐役が政務次官であり、役人側の補佐役が事務次官ということになります。
大臣のすぐ下に当たるポストですから、実質的には省庁の中のトップという立場に当たるわけです。
しかし、そこはサラリーマン世界、出世レースが常にあるわけですから、同期の人たちの中でも勝つ人もいれば負ける人も出てくるのです。
事務次官の席はたった1つですから、レースを勝ち抜いてその席に座れるのもたった1人ということになり、
そのほかの人たちは遅かれ早かれ負けていくということになります。
そうなると、負けた官僚たちが選ぶ道は2つ、もう出世の無いポストで定年まで頑張るか、さっさと天下りしてしまうかです。
もちろん定年退職の時期まで頑張って、それから天下りという道もありますが、
官僚たちにとっては、誰かの下で無意味に働くより、負けたその時点で早々と天下りの道を選んだほうがお得なのです。
そういった事情から、農林水産省にとって天下り先の大きな器となってくれるのが、高い利益を上げ続けているJRAということなのです。
競馬による収入が途切れることはまずありませんから、天下りをしてもその後の役員報酬の心配もありませんし、その額も高額になることが期待できます。
このように、競馬というのは農林水産省の官僚のために存在している、最も魅力のある天下り先だといわれているのです。

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2011年12月2日 | コメントは受け付けていません。|

カテゴリー:競馬関連

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